映画『ぼくたちの家族』を見て
『舟を編む』などで有名な石井裕也監督が映画化した家族の絆を描いた人間ドラマ。
父・克明(長塚京三)、母・玲子(原田美枝子)、長男・浩介(妻夫木聡)、
次男・俊平(池松壮亮)の4人家族。
ある日突然、母・玲子が脳腫瘍と診断され、余命1週間と宣告される。
母の発病をきっかけに、それまでバラバラだった家族に隠されていた
様々な問題が噴出。
その後、関係を見つめ直し、家族が再生していく様を描いている。
浩介は、母の余命1週間という医者からの宣告、両親の多額の借金など
様々な問題が振りかぶってきても、自分が今できることを精一杯やるしかないと腹をくくり始める。
そのためには、自分一人の力ではどうしようもなく、
周りの人(父や弟・妻・同僚など)の助けを借りること。
支え合い補い合うことの大切さを学んでいく。
母のため、そして家族の絆を取り戻すために、一人ひとりに次第に変化が見られていく。
誰かのために力を尽くす、その本気さ、必死さが伝わってきて、とっても感動しました! 泣きましたね(T_T)
時折垣間見られる、浩介の妻(黒川芽似)の優しさ・池松壮亮の演技力が見所です!
おすすめの映画です!!