『この世界の片隅に』をみました

この世界の片隅に

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昭和19~20年の広島・呉が舞台。主人公・すずの日々を描くアニメーション。

原作は、こうの史代の同名漫画。

映画『マイマイ新子と千年の魔法』の 監督・片渕須直がアニメ映画化

 

コトリンゴ;「悲しくてやりきれない」。

主題歌の「みぎてのうた」がとても映画にマッチしていてよかった!

 

すずの声(能年 玲奈)が、すごく良い♪鼻にぬけたような話し方が愛らしい。

 

すずにお見合いの話があり、第一印象は悪くはなかったよう。

現在のように、付き合うまでのプロセス(何回かデートしてから結婚)がなく、

すぐに結婚へ。

昔の人は、お見合いという第一印象(直感)もしくは周りからのすすめで結婚が決まる

そのあと一緒に過ごしながら、お互いの好きなところを見つけながら愛を育んでいく。

昔の人は、相手を許容しよう、という器が大きいのかな。

どうしても受け入れられなかった場合、相当な我慢を強いられていたのかな。

 

広島(なじみのない環境)に嫁ぐ。姑とそりがあわず、はげてしまう

自分で選択しながら生きていくというより、

与えられた環境に適応していきながら、たくましく生きる様に考えさせられました。

 

空襲で、いつも恐怖と死を意識させられる。大切な人との別れ。

子どもを守れなかったことへの、悔しさ、恨み。

 

日常の中でみんなで笑いあった今この瞬間、大切な人が生きていること、側にいてくれること 平和であること。健康であること、最低限の衣食住が可能であることなど。

小さいあたり前だと思っていることが、幸せの源であるということ

それは、日々意識していないと、薄れていくもの。今を大切に

そんなメッセージを受け取りました!